時短カレー

カレーで時短ができるの?

カレーは家族みんなの人気食。週に一度は食卓にのぼる家庭も多いのではないでしょうか。そのカレーで時短ができるなら、総合的に見れば非常に大きな時間の節約になります。
本格的なカレーというと、じっくり煮込むので長時間かかるイメージが強いと思います。でも最近は技術革新が進んでおり、圧力鍋やフライパン、電子レンジなどの調理器具を上手に使ったり、素材を工夫したりすることで調理時間は大幅に短縮できます。
そもそも、カレーの本場インドでは1日3食カレーですから、毎回長時間調理しているわけもなく、短時間で作れるカレーは数多く存在しているのです

さらに2011年の夏は、大震災の影響で電力不足が懸念されており、調理時間の短縮は社会一丸となって取り組まねばならない大きな課題です。調理時間が長くかかればクーラーをつけたくなります。その点、時短カレーなら冷房も無しで済み、結果的に節電にも貢献できるわけです。
今年だけでなく、これからもずっとエコで消費エネルギーを少なく料理することには意義があることです。

カレーはうなぎと並ぶ夏の元気食!

最後にもう1つ耳寄りな情報を。カレーはうなぎと並ぶ夏バテ防止に最適のメニューだと、知っていましたか?
暑い夏はつい食も細りがちですが、カレーの美味しそうな香りには食欲増進効果があるので、きちんと食べられます。また香辛料の1つである唐辛子にはカプサイシンという成分が含まれており、これを摂取するとアドレナリンが分泌して体が活性化し元気が出ます。唐辛子の主要原産地は南米。サンバを踊ったり、あんなにエネルギッシュなのは唐辛子パワーが効いているからなのです。
それから辛い食べ物には体を涼しくする効果もあります。アイスなどの冷たいものは、食べている最中は涼しいですが、食べ終わった後に暑い外気に触れるとまた暑さがぶり返します。それに対して辛いものは、食べている時は汗だくになりますが、食べ終わった後には熱が発散されて外にいても涼しく感じます。そういった意味でも、カレーは夏に最適な料理なのです。

ぜひ時短カレーをマスターして、暑くなりそうな今年の夏を上手に乗り切りましょう!